まずひとつ目の質問。MT4を使っていて、MT4を閉じるつもりなのに、間違ってチャートを閉じてしまうことがよくあります。そのときのチャートの色設定やインジケータの設定が飛んでしまって、
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- シストレ初心者必読!クララの自動売買でFX:はんぞ
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■MT4の超便利な機能
クララ(以下:ク):はんぞ兄さん、今月もよろしくお願いしまーす。
はんぞ(以下:は):はいはい。MT4を使い倒して利益は上げているかな?今日の質問は何やろ?
ク:まずひとつ目の質問。MT4を使っていて、MT4を閉じるつもりなのに、間違ってチャートを閉じてしまうことがよくあります。そのときのチャートの色設定やインジケータの設定が飛んでしまって、新しいチャートを開いて、最初から設定し直してと、面倒で大変なんですよね。これを簡単に復活する方法があったら、すごくうれしいなぁ!!
は:あるよ。MT4画面で「ファイル」→「チャートの再表示」を選べば、閉じて消したチャートが簡単に復元できるよ。過去13チャートぶんの設定が残っているから、この手順を知っていると、メチャ便利やわ。(図表1参照)

ク:ヘェー!!こんな便利な方法があったんだ。知らなかった。さっそく、クララサイト(http://www.curara.info)にメモしておこうっと。
■設定も簡単に保存できる秘密の方法
ク:それから、チャート設定やインジケータ設定を簡単に保存する方法ってないですか?
は:それもとても簡単な手順でできるよ。あらかじめチャートを選択しておいて、「チャート」→「定型チャート」→「定型として保存」と選び、保存する名前を適当につけて、「保存」。そして、保存した設定を呼び出すときには、「チャート」→「定型チャート」で保存した名前を選べば、簡単に復活するよ。ただし、通貨と時間足は保存されていないので、自分で設定してや。メニューバーから選ばなくても、チャート上で右クリックでも同じようにできるからね。
この保存した設定情報をテンプレートっていうんだけど、このテンプレート保存名を「default」っていう名前にすると、特別な意味があるねん。新しいチャートを設定するときに、チャートのバック色は、いつもLime Greenにして、移動平均線は必ず入れたいというときに、「default」という名前で保存すれば良いんや。
新しいチャート開くと、アラ不思議。Lime Greenのバックに移動平均線つきのチャートが、一瞬で現れる。これも、超便利な機能やね。(図表2参照)

ク:うわーっ!目からウロコの秘密技やんね。ほんとMT4って、かゆいところに手が届くすごいソフトですね。
■他人と差をつける、勝つためのインジケータ
は:ところで、インジケータの設定の方法はわかるかな?ちょっとだけオサライをしておこうか。FXDDのMT4をデフォルトでインストールしたときには、C:_Program Files_FXDD-MetaTrader 4_フォルダーに、MT4のプログラムが全部入っているよね?インジケータはC:_Program Files_FXDD-M etaTrader 4_experts_indicatorsフォルダーにコピーするんよ。それからMT4を立ち上げなおすと、Custom indicatorsに新しいインジケータが表示される。
そして、ドラッグ&ドロップでチャートに落とせば、パラメータ画面が出て、「OK」でインジケータが表示される。ここまではいいよね?
ク:はあい。これは私も知ってまーす。MT4のインジケータってたくさんあるのは知っているけど、これっていう、何かお勧めのインジケータってありますか?
は:そうやね、たとえば、ニューヨークダウと「ドル/円」の動きに相関関係があるときに、ひとつのチャート上に同時に、ニューヨークダウと「ドル/円」のふたつのチャートが重ね合わせて表示できたら、便利だと思わへん?
ク:うんうん。それはすごい便利だと思う。
は:OverLay Chart.mq4っていうインジケータがあるんだけど(図表3)、
「ドル/円」のローソク足が、黒と白で、ニューヨークダウは水色とオレンジで表示されてる。もちろん、組み合わせは自由で、ミラーオプションというのもあって、上下逆にも反転表示ができるよ。このインジケータは、グーグルで検索すれば探せるよ。

ク:キャー、これすごい!!VT/CTチャートでは、絶対に真似できない技だわ。このOverLayChart.mq4っていうインジケータは、クララサイトでもダウンロードできるようにしておきますね。
■何分足でも設定可能なインジケータ
は:2個目の秘密インジケータの紹介。10分足や2時間足をよく使っている人はいると思うけど、MT4には、この時間足は装備されていないよね。それを実現するインジケータPeriod_Converter_Opt.mq4の紹介ね。ちょっとだけ難しいから、よく聞いてや。
「USD/JPY」で1分足でチャートを表示して、そこへインジケータをドラッグ&ドロップ。次に「PeriodMultiplier」というパラメータに「10」といれて「OK」。3分足だと「3」と入れてや。まだ、ここでは表示できないよ。このままの状態で次の手順が必要やからね。
「ファイル」→「オフラインチャート」と開いて、「オフライン・チャート一覧」が出るので、そこからUSD‐JPYM10を選んで「開く」を押す。はい、これで10分足チャートのでき上がり。
ク:すごい!これでオリジナル分析が可能だね。じゃあ、2時間足を表示する場合は?
は:さっきはベースとなるチャートの時間足を1分足にしたけど、今度はベースとなるチャートを1時間足にして、「PeriodMultiplier」を「2」に設定だね。難しそうに聞こえるけど、やってみるととても簡単だよ。
ク:ホントすばらしい。MT4って、デフォルトのままでもすごい機能満載なのに、フリーのインジケータで、無限大に高機能になるね。後はインジケータを駆使して、勝手にトレードしてくれたらよいのにね。
は:なにいっているの。それがEAのシストレ自動売買やんか(笑)。
ク:あっ、そっかあ。じゃあ、自動売買のお話しを聞かせて下さい。
■裁量取り引きで継続して勝てる?
10月号のFX友の会のインタビュー記事内でお知らせしたEA自動売買ポートフォリオ口座ですが、その後も調子よく利益が出ています。このままいけ ば、1年で資金は3倍になりそうです。(図表4参照)

人の経験、判断、勘によるFX取り引きを「裁量取引」といいます。「おっ安い!値頃感が出てきたから、買い」「含み損があるけど、きっと戻るからこのままもっておこう」と、大きな理由もなく、欲望と恐怖で判断するのが人間の感情です。
また、自分で決めたルールどおりの取り引きができなくて、そして、最後には神頼み。このFXの世界で「裁量取引」だけで勝ち続けている一般トレーダーが、どれだけいるでしょうか?このような人間特有の感情、勘や経験をいっさい排除して、比較的効率よく利益を上げることが可能になるのは、「自動売買」です。あらかじめ決められた、ルールに基づいたテクニカルインディケータ(移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSI……)等を数種類複合して計算をし、売り、買い、利益確定、損切りの注文を自動発注するのが自動売買ロボットです。
しかし、自動売買を始めさえすれば、誰でも絶対勝つという訳ではありません。FXの自動売買を始めるには、それなりの基本があります。その基本について、今月から勉強していきましょう。■どんな自動売買ロボットがあるの?
欧米で地位を確立している無料のトレードソフト、メタトレーダー4(MT4)には、自動売買ができる、魅力的な機能があります。FXのエキスパートがアドバイスをしてくれるという意味で、EA(ExpertAdviser)とネーミングされています。自動売買ロボット=EAですね。
EAはプログラミングの知識があれば、比較的簡単に作成することはできます。当然ながら、自分なりの勝てる手法、必勝ロジックをもっておく必要がありますね。実はこれが一番大事です。
無料で配布しているもの、有料で販売しているものを含めて、世界中には多くのEAが出回っています。これらのEAをMT4に組み込み、一度設定をしてしまうと、テクニカルインディケータを24時間中監視してくれて、一定のルールや条件にマッチしたタイミングで、淡々とトレードをしてくれます。
もちろん、ロボットですから、感情も勘もまったくありません。また、有料版EAは優秀で、無料版EAはダメという訳でもなく、無料版EAでも利益を出しているものも多くあります。■どんなEAを使えば良いの?
EAには、使用しているテクニカルインディケータ等から、さまざまなタイプ(手法)があります。スキャル、逆張り、トレンドフォロー、ブレイクアウトなど、それぞれ単独の手法だけのもの、それら数種類を組み合わせてトレード回数を上げたり、反対にエントリーを吟味するものもあります。EAを選ぶには、手法の好みや、トレードスタイル、資金量で選べばよいでしょう。当然のことながら、勝率や利益率は最優先ですね。
また、ポジションのもち方で、マーチンゲールタイプという手法もあります。マーチンゲールというのは、ルーレットやバカラ等のカジノで使う賭け金の張り方のことです。レートの動きに対してポジションを逆張りしていき、アゲンストになるとエントリーのポジション数を増やしていって、平均単価を下げてゆく手法で、損切りをしないという手法です。
資金量が莫大なときには有効な手法ですが、絶えずマイナスポジションを抱えたままという精神的なプレッシャーに耐えられる方向けです。■PCは立ち上げたまま?
MT4でEAを動かすためには、24時間中PCを立ち上げておくことが必要です。間違ってシャットダウンしたとか、Windowsが固まったとき等の事故防止のためにも、トレード専用のPCを使いましょう。専用PCを準備するのもよいですが、VPSという仮想Windowsサーバーを外部業者に借りるという方法もあります。
■FX取引業者は?
FX取引業者のことを英語で「ブローカー」といいます。MT4対応の日本のブローカーは4社ありますが、EAとの相性もあったり、会社の経営方針でEAが使えないブローカーもあります。
一方、海外に目を向けると、たくさんのブローカーがあります。最近は、日本語での口座開設ページをもったブローカーや、日本語でのメールやりとりが可能なブローカーも多くあります。そして、入金や出金についても非常に簡単になりました。海外ブローカーの一番の魅力は、レバレッジ規制がないということもありますね。■自動売買でのリスク
よいことばかりで、完全手放しで、何にもしなくても勝手にトレードして稼いでくれると思いがちですが、自動売買ならではのリスクもあります。安定して利益を上げるためには、これらリスクを最小化することが大事です。
FX自体のリスクはもちろんですが、一番大きなリスクは、パソコンの予期しない停止に関してです。ポジションをもったままパソコンが停止すると、当然のことながら、自動売買はストップしてしまいます。なかには、ストップオーダーが入っていないEAもありますので、こうなったときの対応方法も考えておく必要があります。■よく聞くバックテストって何かな?
バックテストとは、過去の値動きのデータを使って、EAの運用シミュレーションをするテストのことです。MT4の大きな特徴となっているバックテストは、過去の好きな期間のデータを使ってシミュレーションが簡単にできることです。1カ月程度の期間でのバックテストは、数秒から数分でシミュレーションが終わります。
過去のデータを使って、EA開発者がテストをする目的で使用したり、EAを新しく入手したときに、どの程度の実力があるのかを確認できます。当たり前のことですが、あくまでも過去のデータを元にテストをするのであって、未来を保証している訳ではないということです。10年間負けなしと宣伝しているEAでも、本稼動した途端、すぐ負けるEAも数多くあります。■最適なパラメータを探し出すことも可能
EAには数値パラメータが設定可能なものもあります。たとえば、EAのスタート時間を設定できるパラメータがあったとしたら、そのスタート時間を午前1時から午前6時まで、1時間刻みに変更したとして、一番収益があがるのは何時スタートか?っていうのも、簡単にバックテストで確認できます。この最適なパラメータを探し出すのがオプティマイザーという機能です。
さて、来月号からは、MT4のシストレ自動売買を始めるためには、何から始めたらよいのか、どうすればよいのかの具体的な方法について、順を追って説明していきますね。これであなたも、簡単に自動売買を始めることができますよ。

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