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2012.2月号

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「専業になりたいんですけど、どうしたらいいでしょうか?」「専業トレーダーはどのような生活をされているのですか?」「収入はどのくらいあるんですか?」ブログ読者さまやセミナー受講者から、今回のテーマとなるご質問を何件かいただきました。

トレード演義:チーム三国志
トレード演義:チーム三国志

■専業トレーダーという生活

「専業になりたいんですけど、どうしたらいいでしょうか?」
「専業トレーダーはどのような生活をされているのですか?」
「収入はどのくらいあるんですか?」
ブログ読者さまやセミナー受講者から、今回のテーマとなるご質問を何件かいただきました。

実は、セミナーをしていくなかで自分たちが思っていた以上に、専業を目指されていらっしゃる方や、専業でトレードしていらっしゃる方々が多く、自分の将来像的なものを描くための情報として、そのようなご質問をされたことと考え、今回の記事でご紹介させていただくことといたしました。

今回の記事のなかで、チームメンバーのある1週間をご紹介させていただきます。また、その他にも、私たちが現在過ごしている時間帯や、過去に過ごしていた時間帯をモチーフに紹介させていただくものですので、この内容を世の中のすべての専業トレーダーの方が同じような生活をしているという解釈でご覧になりませんよう、予め申し上げておきます。

■チームのスケジュール

私たちチームのタイムスケジュールは、基本的には、スタート時間しか決まっておりません。
• 月曜は朝6:00から、レートチェックをして窓を狙いにいく。
• 火曜から金曜は8:00くらいからトレードをしていく。
終わりの時間はまちまちです。自分のパフォーマンスや、口座状況で、仮眠をとりながら、泊まり込みでトレードすることもありますし、2時間〜3時間で終了することもあります。

一応、チームという組織のなかでトレードをしているので、さまざまなルールは存在いたしますが、メンバーのなかでも、専業でトレードをしていた人たちは、やはり、自律してトレードをしていた過去が各々あります。 集団でトレードすると、幾分か自己の裁量や、セルフルールに対する縛りが甘くなってしまう瞬間があると思いますが、そこを自制できる力と、何を管理していくかが、比較的重要になると私たちは考えます。

管理・統制しなければならないと思われるもの

• トレードルール
• ロジックなどの大きな枠組み。
• 資金管理。
• リスク管理、等々。
• 健康管理
• 結果の管理
• 検証。
• ロジックの問題点の修正。
• 目標の設定と進捗の状況。
• 客観的分析
• 自分のメンタル。
• ロジックの有効性。
• 相場の状況。
• 資産の管理
• 税金、等。

他にもたくさんあるかもしれません。勝っているときは慢心がミスを呼び、負けているときは疑心でチャンスロスや、焦りでさらに損失を膨らませてしまう。私たちメンバー各々、またこれまでにセミナーでお会いした専業・兼業のトレーダーの皆さまからも、必ずそのようなお話は聞きます。ですので、自分で管理する自律したトレードが必要とされるのです。

専業になるということは、他での収入というある意味のヘッジを失うことになります。どのような優秀な方でも、勝ち続けるということは本当に難しく、しかも、安定して利益を挙げていくことは大変で、そのなかで長く続けていくと、必ず辛い相場に遭遇して、体力・精神力ともに追いつめられることが出てきます。

「専業になりたいんですけど、どうしたらいいでしょうか?」 「専業トレーダーはどのような生活をされているのです
そのときに、いかに自律して日々過ごせるか? これが専業として長く続けていく条件の少なくともひとつになると考えます。 とあるメンバーの1週間

●月曜日

06:00 出勤。すでに動いているレート・チャートを分析して07:00を待つ。
メンバーと簡単に相場展望の意見交換。
07:00 動き出した値動きを確認、窓開けの状況を確認していく。
最初のエントリーをする。
08:00 決済。
08:30 ロジックでの最初のエントリー。
11:00 決済。相場の状況を確認して休憩。
14:30 サインが出たのでエントリー。
19:30 決済。当日の相場とトレードの検証をする。
21:00 帰宅。

●火曜日

08:00 出勤。
08:30 相場を確認し始める。
14:00 エントリー。
15:30 決済。
16:00 帰宅。

●水曜日

11:00 出勤。
12:00 セミナー。
21:00 セミナー終了。
セミナー生のトレードの検証。
22:00 帰宅。

●木曜日

13:00 出勤。
16:00 エントリー。
22:30 決済できず、指標発表で保有させられてしまう。

●金曜日

前日から仮眠をとりつつポジションの決済を目指す。

●土曜日

07:00 相場が終わる。
10:00 チームメンバーでの検証。
12:00 セミナー。
17:00 セミナー終了。
18:00 帰宅。

●日曜日

●休日。



私たちは、セミナーをさせていただいている関係上、通常の専業トレーダーとは違ったスケジュールが加わっておりますが、1トレードもしないで終える1日もあれば、徹夜が続く日もあります。
むしろ、ふつうの会社員のほうが自分の時間をもっていらっしゃるのかもしれませんし、実績次第では、収入も多かったり少なかったりとなってしまいかねません。それでも、専業トレーダーになりたいとおっしゃられる方が多いことは事実ですので、私たちも含めて、魅力ある職業であると感じる方が多く、努力して専業トレーダーを目指していらっしゃるのではないかとも思います。

トレードだけで生活をしていくことは、とても大変なことです。もし、短期間で大きな利益を上げることができて、しばらくは生活に苦労しない状況が生まれたといたします。しかし、その資産は口座に残っているか、自分の生活でなくなっていきます。 生活する資金と、トレードをする資金の両方を守っていくことが最低限の専業トレーダーの守るべき資産管理です。過去には、とてもすごい方々で、脱税をされてしまった方等いらっしゃいますが、その方々は、相場で収益をあげて生活をされていた方なので、その後も相場で生きていくことは可能ではあります。

しかしながら、専業で相場から退場させられてしまった場合、相場以外での収益を上げる方法を新たに見つけ出さなければなりません。専業トレーダーはお勧めできないということではありませんが、常に先々のことを考えると、生活に対してのリスクがつきまとう結果になるかもしれません。 そんななかで、トレードを続けて利益を上げ続けていくこと。それは兼業の方以上に専業の方は切実に考えていらっしゃることでしょう。

しかし、専業と兼業、プロとそうでない方にそう大きな差はないとも思っています。違うのは、相場と向き合える時間の差。その差がロジック・検証・研究など相場で勝つことのための戦略を練ることのできる時間になります。 また、チャンスもピンチも多く体験することができるので、生き残るたびに、経験値として相場観などが養われていきます。その差だけだと思います。

世の中には、名前も知られていない凄い方もいらっしゃいます。その方が専業ではない場合も知っております。 そのような状況のなかで、私たち「チーム三国志」がこれから専業トレーダーになられようとしていらっしゃる方に、申し上げることができるのは次の通りです。

★焦って専業になるな。

長く続けるためには経験が必要です。いきなりリアルトレードをすることは、散財することと変わりないと思います。自分のスタイルを検証して、改良して検証して、大丈夫だと思ったらデモトレードをして、さらに、検証して改良して……。
今、FXで生活していらっしゃる方は、この作業を繰り返し、さらに、見聞を広げ、たどり着いたのだと思います。

★ひとつの手法にこだわるな。

自動売買ソフトでも、順用は3カ月といわれることがあります。相場自体もトレンド・レンジと種類があります。私たちが主だって紹介している手法は逆張りです。ご存知の通り、トレンドには逆張りは弱いです。フィルタをかけて対応する要素は織り込んでおりますが、トレンドのときは、他の手法のほうが効率が良い場合もあります。相場を見極めて、どの道具を用いるか、そういった選択をもって、使いこなすことが大事です。

★人生の逆転をかけるな。

一時は良いかもしれません。最初から首を絞める可能性も多くあります。前述したとおり、投資・投機=安定でなければいけないと思います。収入のある月とない月、ない月は自ずとメンタル的に逆境に立たされます。メンタルがネガティブになると、負けることもあります。その点を考えると、人生の逆転は難しい目標なのかもしれません。
当然、短期間で大きな利益を上げることが可能なのがFXです。ただし、それ以上に大きな損失を抱える可能性が出てきますので、両刃の剣であることを十分に理解したうえで行動をしてください。

★運用益で運用できるようになれ。

個人でトレードしていたときに、最初の入金額から2倍になったとき、初期投資分を口座から引き出しているというメンバーがいます。そこまでいくことが大変だったりもするのですが、そうできたことによって、メンタルが楽になって、原資が減らないので退場することはなかったといっておりました。
動機はさまざま、目的や理由もさまざまあると思います。そのなかで、これ1本で動いていく、動き続けるためには負けないようにすることを構築していくしかないと思います。しかし、負けてしまう局面もあると思います。
その負けをどう負けるか? 負け方ひとつで生死が問われます。強制決済か損切りか。損切り以後に、相場が思惑通りに動くこともあります。最後まで思惑通りいかずに、終わることもあります。

今回の記事で再三申し上げている、「投資・投機=安定」とは、そういった意味も含みます。 既知の事実かもしれませんが、辞書のうえでは、「投資」とは利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。「投機」とは将来の価格の変動を予想し、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。「安定」とはものごとが落ち着いていて、激しい変動のないこと。

と記されております。投資・投機は変動するもの、安定は変動しないもの。変動するものから変動しないものを得る。変動する価値から、変動しない生活を得る。一見すると、成立することに疑問符がついてしまいそうですが、それができるように、日々、精進し、リスクに対する準備を重ね、相場で戦っていくさまざまな術を身につけていくのです。 今回のお話を要約すると、私たちが考えるところの「FXで専業」とは、安定した収益をあげられる手段をいくつも兼ね備えて初めてなれるもので、そこまでの道のりは険しく、現在、専業の方々や私たちメンバーに至るまで、その域に達しているかどうか、断言するには困るものであるということです。

FXだけで生活することができれば、母子家庭・父子家庭や介護などの就職困難者にとっては、非常に安心して収益を上げることのできる環境になると思います。そういった方々に対して、FXをなんとか教えていけないものかと、奮闘されている団体もあります。 私たちもそのような方々のお力になれるかは不明ですが、可能な限り協力させていただいておりますが、現実はそうはいかないこともあります。

そういったなかで、専業を目指す方や専業の方は、素晴らしいスキルと想いを抱いて、邁進していかれると思います。そんな方々に私たちも負けないように取り組んでいきたいと考えております。

 

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